2014-05-12 Mon

2011年制作 米
監督:フランシス・フォード・コッポラ
≪キャッチコピー≫
『彼女だけが知っている、この街の秘密』
≪ストーリー≫
スランプ状態の小説家ホール(ヴァル・キルマー)は、本のサイン会でとある町を訪れる。
そこは七つの盤面が違う時間を示す“呪われた時計台”以外は特にこれといった特徴があるわけではない田舎町だが、数日前に少女が胸に杭を打ち込まれて死亡する殺人事件が起きていた。
ミステリー小説好きの保安官(ブルース・ダーン)は、ホールを死体安置所に案内し、調査と小説化を持ち掛ける。
≪感想≫
むむむ・・・可もなく不可もなく・・・。
と言うか夢を見ている感じ。
と言うかぼんやりうとうと・・・。
良かった点。
その世界観、映像は物語と上手くマッチしていて良い感じ。
主人公のホールが訪れた田舎町。
さびれた町並み。
一癖も二癖もありそうな住民達。
こいつら、何だかつかみどころが無いなぁなんて・・・。
時計台には7つの時計が飾られていて、一つ一つが違う時刻を示している。
町を彷徨うホールは散歩していると突如謎の世界に導かれる。
そこから映像はモノクロに。
夢か虚ろかなんじゃろか。
ぼやぁっとした世界の中をぼやぁっと眺めている。
そんな世界観や演出は嫌いじゃなかったです。
あとはあまりピンとこなかったかな。
ストーリーもイマイチピンとこなかったし、凄い抑揚がある訳でもない。
鑑賞後、他の人の感想を読んで何とか納得した次第。
お話自体が夢の中のようなお話。
しかも虚と実がそこまではっきりしていなくってぼんやりした感じ。
先ほど、その世界観や映る映像は嫌いじゃないと書きましたが、物語を
もう少し派手にやって欲しかったなぁって。
それこそ観ているこっちもうとうとしちゃってしまってね。
これが狙いなのかなぁ。
悪く言わせてもらうと、つまらないなって感じちゃったりしたんですよね。
主役のヴァル・キルマー。
「バットマン フォーエヴァー」ではバットマンを演じていましたね。
レビューを読んでも、何一つ触れられていないので印象が薄かったのかな。
本作ではちょっとでっぷりした感じでちょっと堕ちた小説家を演じられていました。
「21ジャンプストリート」のチャニング・テイタムをおっさんにした感じ。
まぁまぁまぁ。
監督はフランシス・フォード・コッポラ。
「ゴッド・ファーザー」シリーズの監督さんとして有名ですね。
ジャンル的に全然違いますが、コッポラ色みたいなものは出ていたのかな。
「ゴッド・ファーザー」シリーズは未見ですが大傑作と名高い作品。
観て本作との作りの違いや監督の作家性を確認しなければ。
≪点数≫
4点
(14.04.06鑑賞)

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