2014-04-07 Mon

2012年制作 米
監督:カーン・サクストン
≪キャッチコピー≫
『ハラニイチモツ、オアリノヨウデ』
≪ストーリー≫
6年間刑務所で服役していたフィッシュ(ノア・ハサウェイ)は、出所した晩にかつての
仕事仲間4人に出迎えられ、パーティーに招待される。
ディナーテーブルには美しい裸の女性が横たわり、すしが盛られていた。
だが出所祝いの目的は、6年前の強奪事件で行方不明になっているダイヤのことを
聞き出すためで、4人の男たちはフィッシュを拷問するも、フィッシュはわからないの
一点張りで……。
≪感想≫
大好きギャング作品。
過去にダイヤ強盗をした男たちが1人の出所に再び集まり、裏切者を炙り出すという物語。
これまた大好きタランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」を思い出しました。
ワンシチュエーションで仲間内のだべり合いと言うか腹の探り合いと言うか。
たしか「レザボア・ドッグス」もそんな作品でしたよね。
そんな似たテイストの作品ならば
「面白くない訳がない!!」
なんて鑑賞しましたが・・・。
テイストだけで終わってしまった感じかなぁ・・・。
まず、先に良い所をば。
一つ目は拷問の残酷さ。
基本的に残酷描写はあまり得意じゃないのですが、本作の拷問シーンは
思わず目を背けたくなるようなシーンが結構あって(褒め言葉ね)。
特にお箸を膝に刺すシーンや歯をペンチで抜くシーンは嫌だったなぁ・・・(褒め言葉)。
二つ目は懐かしのあの人やあの人の登場。
本作、どっかで見たことあるなぁ的な役者さんが何人かいて。
まず、大人気「スター・ウォーズ」のルーク・スカイウォーカー演じたマーク・ハミル。
ひっさしぶりに観ましたねぇ。
次に、「インディペンデンス・デイ」にて、特攻親父の息子を演じていたジェームズ・デュヴァル。
これまたひっさしぶりに観ましたねぇ。
こんなに老け込んじゃったのかなんて。
良い所はこんぐらいかな。
あとはそこまでグッと来なかったんですよね。
大オチは、まぁ面白い展開なんですが、イマイチ納得できなくって。
オチを話すと、結局は女体盛りをされていた女性の復讐劇だった訳ですが、
復讐するならもっと良い方法があったんじゃないのかななんて思ったり。
そして強盗団それぞれのキャラクターは良い具合に立ってはいたのですが、
すこーし物足りなくって。
ボスみたいな男の演技もクサすぎてクサすぎて、イマイチのれなかったり。
雰囲気や設定は面白そうな作品だけに惜しいなぁって。
ドンマイドンマイ。
お暇な時間があれば。
タランティーノテイストがお好き。
なんてお方は観てはいかがでしょうか。
≪点数≫
6点
(14.02.22鑑賞)

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