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No.910 『天地明察』
No910 『天地明察』

2012年制作 邦
監督:滝田 洋二郎

≪キャッチコピー≫
『江戸時代の天文学者・安井算哲、800年の歴史をひっくり返す。』

≪ストーリー≫
太平の世が続く江戸時代、算哲(岡田准一)は碁打ちとして徳川家に仕えていたが、
算術にもたけていた。
もともと星を眺めるのが何よりも好きだった彼は、ある日会津藩主の保科正之(松本幸四郎)の
命を受け、北極出地の旅に出ることになる。
算哲らの一行は全国各地をくまなく回り、北極星の高度を測り、その土地の緯度を計測するという
作業を続け……。

≪感想≫
冲方丁の同名小説の映画化作品。
実は今、この原作本を読んでいる途中でして・・・。
ホントは原作をしっかりと読み込んで映画といきたいところ。
ただ、内容が天文学やら数学やら時代劇やらで。
ちょっと分かりにくい言葉や描写があって読みにくいなぁと思ってまずは映像からね。

さて映画。
なるほどあつーーい男のお話でした。

主役の安井算哲は算学好きで星を眺める事が好きな碁打侍。
その算哲が国のため、暦を正す事に奔走することに。
算哲に訪れる数々の困難。
それを周りの人間の助けや強固な意志で乗りきっていく。
良いですねぇ・・・。

しっかし、算哲の七転び八起きっぷりったらもう。
ちょっと進んでは転び、ちょっと進んでは転び。
本当にこの暦を正す事と言うのはながぁーい目で取り組まないといけない作業で。
そのながぁーい期間を適度なハプニングや事件で上手にみせてくれました。

算哲の周りの人間がまた良かったですねぇ。
水戸光圀や会津藩の保科正之や安藤有益。
一緒に北極出地をした建部と伊東のコンビや平助&弥吉。
暖かく算哲を見守り手助けをする。
まぁ、算哲の人柄がなす事ではありますが、何かを成し遂げる時ってきっとこういう
周りの人があってこそなんでしょうねぇ。

そんな暖かな交流と一つのものにかける男の生き様が詰まった本作。

一つだけダメだった点を言わせてもらうと。
ちょっと長いかなぁ・・・。
141分と意外と長尺。
しかも、決してド派手とは言えない演出だったので少し飽きがきちゃってね。
特にクライマックスの引っ張りには
「もう、そこはすっと終わらせてくれい。」
なんて思っちゃったり。

ま、そんな事もありつつですが、観て損はしない作品でしたよ。

そう言えば、このお話。
史実に基づいたお話のようで。
地味ながらもこういう大成を成し遂げた方を知ることができて本当に良かったです。

さて原作の続きを読み始めよう。

≪点数≫
  7点
                                           (14.02.07鑑賞)



こちら原作。
ちょっと読みづらい。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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