fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.91 『スケアクロウ』
No91 『スケアクロウ』

1973年制作 米
監督:ジェリー・シャッツバーグ

≪キャッチコピー≫
『町から町へ流れるお前と俺…スケアクロウと人はいうけどいいじゃないか!
              行こうぜ友よピッツバーグへ!大いなる夢をつかみに…』

≪ストーリー≫
5年間船に乗っていたというフランシスと6年間刑務所に服役していたマックス。
二人は田舎道でヒッチハイクをしているところで出会い意気投合。
マックスの誘いでピッツバーグで車の洗車屋を始めることにする。
遠い遠いピッツバーグまでのロードムービー。

≪感想≫
この作品が作られたのは1973年。
僕が生まれる前の作品・・・たまにはこういう時代の作品を観るのも悪くない。

マックスは粗暴で喧嘩っ早く荒くれものの大男。
一方、フランシスは繊細で温厚、揉め事も笑いに変えてしまう人当たりの良い優男。
マックスはその粗暴さで他人を寄せ付けないんだけど、フランシスと付き合うようになって
次第に優しさを身に着けていく。
正反対の二人が織り成す友情は不細工なんだけどたまらない。

フランシスがマックスの万引きを止めるシーン。
マックスが刑務所でフランシスの敵をとるシーン。
そしてラストのマックスがフランシスに呼びかけるシーン。
その一つ一つのシーンが心に染み渡り、友情が持つ人間同士の絆みたいなものが再確認できます。
良いですねぇ・・・。

けしてハッピーエンドではないけれど、なんだか爽やかで希望を持てた作品でした。

≪点数≫
  7点
                                           (08.05.02鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 17:21:50 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する