2012-06-10 Sun

1973年制作 米
監督:ジェリー・シャッツバーグ
≪キャッチコピー≫
『町から町へ流れるお前と俺…スケアクロウと人はいうけどいいじゃないか!
行こうぜ友よピッツバーグへ!大いなる夢をつかみに…』
≪ストーリー≫
5年間船に乗っていたというフランシスと6年間刑務所に服役していたマックス。
二人は田舎道でヒッチハイクをしているところで出会い意気投合。
マックスの誘いでピッツバーグで車の洗車屋を始めることにする。
遠い遠いピッツバーグまでのロードムービー。
≪感想≫
この作品が作られたのは1973年。
僕が生まれる前の作品・・・たまにはこういう時代の作品を観るのも悪くない。
マックスは粗暴で喧嘩っ早く荒くれものの大男。
一方、フランシスは繊細で温厚、揉め事も笑いに変えてしまう人当たりの良い優男。
マックスはその粗暴さで他人を寄せ付けないんだけど、フランシスと付き合うようになって
次第に優しさを身に着けていく。
正反対の二人が織り成す友情は不細工なんだけどたまらない。
フランシスがマックスの万引きを止めるシーン。
マックスが刑務所でフランシスの敵をとるシーン。
そしてラストのマックスがフランシスに呼びかけるシーン。
その一つ一つのシーンが心に染み渡り、友情が持つ人間同士の絆みたいなものが再確認できます。
良いですねぇ・・・。
けしてハッピーエンドではないけれど、なんだか爽やかで希望を持てた作品でした。
≪点数≫
7点
(08.05.02鑑賞)

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