2014-02-10 Mon

2007年制作 英
監督:本木 克英
≪キャッチコピー≫
『鬼太郎史上、最大のピンチ!』
≪ストーリー≫
妖怪世界で父親の目玉おやじや妖怪仲間たちに囲まれて暮らす鬼太郎(ウエンツ瑛士)のもとに、
ある日、妖怪ポストに投函された手紙が届く。
助けを求めたのは小学生の三浦健太。
健太が暮らしている団地では、テーマパーク建設のための工事が始まって以来、
不気味な妖怪たちが出現し、住民を恐怖と混乱に陥れているというのだ。
≪感想≫
まず僕の鬼太郎との思い出について少し。
小さいころ、鬼太郎アニメにドハマリして、本やらおもちゃやらたくさん買いあさっていたわたくし。
妖怪が大好きで思い入れが強いわたくし。
そんな僕がちょっと楽しみにして鑑賞した本作。
なんじゃこりゃ!?
こんなにテキトーに作って良く平気でいられるな!!
くっそーーー・・・。
まず各キャラクターについて。
鬼太郎をウエンツ君が演じたのは別にいいんです。
見た目については全然良いんじゃないかって思ったんです。
ただね、キャラクター(性格)が全然思っていたのと違ーーーう!!
まず鬼太郎は自分の事をオレって言わないんじゃないか?
とか、
人間の女の子にこんなにあからさまに興味を抱くか??
ネコ娘をあんなにぞんざいに扱うなんて!!
等々。
ザラザラしててなんか気持ち悪かったなぁと。
他にも一反木綿の声を柳沢慎吾さんが吹替えを担当していたのですが、これもちょっとなぁ。
ちなみに目玉の親父はアニメ版と同じ方が担当されていて、
おそらく誰もが想像するあの声!!
それなら一反木綿もアニメ版の
「鬼太郎しゃーん!!」
って鹿児島弁で話して欲しかったなぁ。
他のキャストは良かったです。
特にネコ娘、砂かけ婆、子泣き爺は◎。
大泉洋さん演じるビビビのねずみ男も良かったですね。
実はよかった点はこの4人のキャストぐらいで。
あとはもう、ほんとに好きじゃない感じ。
と言うか、適当に作ったんじゃないか感がハンパなくって。
例えばストーリーについて。
イマイチ繋がりも悪く、ツッコミ所満載で、知らないままに終わってしまうみたいな。
作る時点で、誰も注意しなかったのかって思うぐらい。
クライマックスも平板で見応えもない。
例えば、ストーリーに重きを置いていないのであればアクションとか見た目の部分で
楽しませればいいじゃないですか。
それもなかったんですよねぇ。
鬼太郎のロマンス話も中途半端で不必要に感じたし。
どこを楽しめばいいのか分からない・・・。
そのせいで重箱の隅をつつくかのごとくツッコミがドンドン生まれる。
天狗ポリスって名前はダサくないか・・・。
敵キャラがなんでずっと人間のカッコなの・・・。
狐のボスのあのカッコもおかしくないか・・・。
溢れるツッコミ所。
本作は子供向けかな。
しかも小学校低学年くらいまで。
それ以上になってしまうと、正直つまんなく感じるんじゃないでしょうか・・・。
そして本作、なんと続編が出てるみたい。
観たくないけど、ここまで批判したら観なきゃなぁ・・・。
≪点数≫
2点
(13.12.29鑑賞)

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