2014-02-06 Thu

2012年制作 邦
監督:山本 透
≪キャッチコピー≫
『ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?』
≪ストーリー≫
元パンクバンドのギタリストのアキ(麻生久美子)と、娘で15歳のハツキ(三吉彩花)は、
友達のような関係。
ある日、ヤグ(大泉洋)が海外から2年振りに二人のもとへ帰ってくる。
ハツキは、自由気ままなヤグと、それを笑い飛ばして許すアキに対し、イライラしてしまう。
そんな中、親友トモがハツキとけんかしたまま転校してしまい、さらにはアキとヤグの過去を
知ることになり……。
≪感想≫
良い作品なんですけど個人的には受けつけない感じ・・・。
家族にはいろんなカタチがあって。
自分に正直に生きる事はもちろん大切。
子どもに選択させてあげるのももちろん大切。
家族のカタチっつーのはそれぞれ違うんです。
どれが正解なんてのは本人たちが決めればいーんです。
そんなメッセージがガンガンに伝わってくるんです。
分かっている。
分かっているんだけど、何だかなぁ。
ツメが甘いのか、
「いや、けどね。」
って言いたくなっちゃう。
破天荒のヤグや母親のアキの行動(特にアキ)の行動に未熟さを感じたんですよね。
もちろん、アキもまだまだ若いからしょうがないっちゃあしょうがないんですが。
社会と言う枠から外れるだけがロックじゃねぇなんて思っちゃったんですよね。
とはいえ先に挙げたとおり、分かる部分もたくさんあるしラストは収まるところに
収まってジンとさせられる。
めでたしめでたし。
ただなぁ・・・なぁんか観ていてザラついてしまったんですよね。
なんでだろう・・・汚れちまったのかなぁ・・・。
とほほほほ。
ストーリーやメッセージは置いといて。
キャスティングは絶妙でした!!
空気を読まないウザキャラなヤグを演じた大泉洋さん。
これはベストキャスティングでしょう。
ピッタリはまっていましたね。
あとはハツキもハマっていたし友人のトモちゃんも良かったです。
トモちゃんを演じたのは今が旬の女優・能年玲奈さん。
なんじゃこの透明感。
そりゃ人気もでるわな。
後は、アキを演じた麻生久美子さんも相変わらず綺麗だったしね。
キャストは本当に素晴らしかったです。
ちょっと批判的なレビューになってしまいましたが基本的には良い作品でしたよ。
ただ受け手(僕)の器が小っちゃかっただけです(苦笑)
≪点数≫
6点
(13.12.28鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト