2014-02-02 Sun

2012年制作 米
監督:RZA
≪キャッチコピー≫
『鉄の拳でぶっつぶせ!!』
≪ストーリー≫
数多くの部族が抗争に明け暮れる19世紀中国のジャングル・ヴィレッジで、
後継者問題から族長が暗殺されたことを発端にライオン族の内部紛争が勃発。
それは部族内にとどまらず他部族も巻き込んだ巨大抗争へと発展してしまう。
争いの絶えない街の中で唯一平和だった娼館ピンク・ブロッサムでも、
ついにし烈な戦いが巻き起こり……。
≪感想≫
大好きクエンティン・タランティーノプレゼンツ。
ん?
プレゼンツってどこまで関わっているのかな??
監督はラッパーのRZA。
元々カンフー映画が大好きだったので本作制作に至ったとの事。
なるほど確かにカンフー愛、アクション愛に溢れた作品でした。
さて感想を。
舞台は中国。
少林寺的なテイストのバックではヒップホップミュージック。
テンポも軽くスタイリッシュ。
冒頭、バトルシーンが始まり、グシャッ、バキッなゴア描写。
「おっ!タランティーノっぽいかも!!」
なんて少し心踊ったり。
ただ本作の核であるアクションシーン。
ちょっと物足りなかったかな・・・。
ワイヤーアクションを多用していたのですが、撮り方のせいか迫力を感じる事が
出来なかったんですよね。
スローモーションを活用していたからかな。
どうせならもっとスピーディーに展開させた方がカッコ良かったかなと。
アクションシーンは良かった所もありましたがもうちょっと頑張って欲しかったです。
次に主要キャスティングの方々について。
RZA、ラッセル・クロウ、ルーシー・リュー、ジェイミー・チャン等々。
イケてるメンバーたち。
中でもルーシー・リューはカッコ良かったですねー。
ルーシー・リューのアクションはカッコよくて好きでした。
アクションで言えば双飛(ジェミニ)夫妻のアクションも良い感じでしたよ。
プロレスラーのデヴィッド・バウティスタもレスラーらしい肉体感で見応えありました。
ただ彼の場合は演じたキャラクターがね・・・。
一人だけあまりにもファンタジー過ぎて(苦笑)
ラッセル・クロウとRZAはもう少し見応えがあっても良かったかな。
あと本作は血がブシャー等、ゴア描写がたくさん出てきましたが、
あまり気分を害する感じではなく。
これはタランティーノ監督の作品にも言えるのですが、あまりにもド派手に
演出されているおかげでショー的感覚で観れました。
「よっ!!待ってました!!」
みたいなね。
痛みが伴わない感じ。
とにもかくにもタランティーノ色強めの本作。
物足りなさも感じましたが何気に楽しめました。
≪点数≫
6点
(13.12.27鑑賞)

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