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その11 『2013年 読書録-⑥』
つづき
映画と並行して読書も少々。
忘れないための忘備録。

26冊目
沈黙の町で/奥田 英朗

スッキリしないなぁ。
重い・痛い・もやもやもやもや。
いじめという題材を多面的に描く。
とてもリアルで苦々しい。
そう感じる僕はどこか納得している部分もあるから。
ズルいなぁ。

27冊目
刑事のまなざし/薬丸 岳

これまたスッキリしないなぁ。
切なすぎんぞこの作品。
罪の償い方について考えさせられる作品。
はたして死を持ってして償わなければいけない人間はいるのか。
殺されてしかるべき人間はいるのか。
負の連鎖が生みだす悲劇。
良くできた作品でしたが、後味は決してよくない作品でした。

28冊目
往復書簡/湊 かなえ

ドラマ化、映画化されやすい湊作品。
本作も映画化されましたね。
ただ本作は映画のニュアンスは数%でした。
手紙のやりとりで過去の事件を解き明かす中編3作品。
なるほど、一つの事件が人によってこんなにも違うのか。
やっぱり物事を多面的に見ると楽しい。
とは言え本作のストーリーはどれも重め。
やっぱり湊作品はちょっと暗い・・・。

29冊目
ガソリン生活/伊坂 幸太郎

大好き伊坂作品。
ここ何作か、初期作風に戻った感じがします。
伏線をいっぱい作って綺麗に回収。
軽やかなストーリー展開と軽やかな会話。
新刊が出るのが本当に楽しみな作家さんです。

30冊目
愛に乱暴/吉田 修一

あーぁ、やだやだ。
結婚って、恋愛って。
なんか、ちょっと凹みました。
と思っていたらラスト数ページ。
希望の光が少し差し込む。
それで少しだけ救われました。

つづく
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雑記 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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