2013-11-10 Sun

2012年制作 米
監督:オリヴァー・ストーン
≪キャッチコピー≫
『野蛮の限りを尽くしても、最愛の女は取り戻す。』
≪ストーリー≫
平和主義者のベンと元傭兵のチョンは親友同士。
彼らはカリフォルニア州ラグーナ・ビーチを拠点に大麻栽培のベンチャー起業で大成功を収め、
二人の共通の恋人オフィーリアと3人で生活している。
だが、ある日、彼女がメキシコの麻薬組織に拉致され……。
≪感想≫
ベニチオ・デル・トロが好きなので鑑賞。
何じゃこりゃ!!
デル・トロ力爆発!!
しかもめちゃくちゃ悪いやつ、野蛮なやつじゃないですか。
見た目もおっさんで、いかにも悪党。
やる事も悪党、喋ることも悪党。
いやぁーーーーーなやつでした。
ある意味、こんなデル・トロ見たくなかった・・・。
さてストーリーについて。
主人公のベンとチョン。
2人は麻薬の売買で大儲けをしている。
ある日、2人の最愛の女性がメキシコの麻薬組織にさらわれる。
2人は彼女を救い出すために自らを危険をさらすことに。
さてさてここから出てくる野蛮なやつら。
悪のスパイラルは途切れることなく、悪い事ばっかり。
悪に対抗するには悪で迎え撃つその姿勢はいやぁーーーな感じ。
そしてラストのあの展開。
ちょっとネタバレですが2パターンの締め方があって。
僕的にはこの2つのパターン、どちらもスッキリしなかったんですよね。
どうせなら最初のパターンだけで良かったんじゃないでしょうか。
ひたすら暗い感じで終わるみたいな。
もしくは最初のパターンを後に持ってくる方が、インパクトあった気がします。
ちょっと支離滅裂なストーリー。
そこから重要なメッセージを感じ取ることはできませんでしたが
そこに映った俳優さんやゴア描写、バイオレンス描写の数々。
それらを楽しむ、と言うか強く感じる作品としては良かったと思います。
特に拷問シーンや銃撃シーンは視覚的にエグイものがありました。
デル・トロの悪行は精神的にエグイものがありましたが・・・。
タランティーノ作品が好きな人には楽しめると思います。
ただし、それを聞いて過度の期待はだめですよ。
あっとそうだ。
本作、トラボルタ氏も出演されていましたね。
デル・トロとのカラミはみていて少しアガりましたよ。
「こいつら、悪そうだなぁー・・・。」
って。
「野蛮なやつら」とは良く言ったもんだ。
≪点数≫
7点
(13.09.22鑑賞)

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