2013-11-04 Mon

1997年制作 米
監督:ジョエル・シュマッカー
≪キャッチコピー≫
『主役はオレだ!!』
≪ストーリー≫
ゴッサム・シティに又しても狂乱の嵐が吹く。
かつて優秀な科学者でありながら、最愛の妻を亡くし、
自らも超低温でしか生きられなくなったMr.フリーズと、
こちらも優秀な植物学者ポイズン・アイビーである。
彼女の吐息を嗅いだ男は全て彼女の虜となると言う
妖しい魅力を身につけたアイビーは唯一その吐息が効かない
ミスター・フリーズと組み、標的をバットマンとロビンに定める。
≪感想≫
今更ながらバットマンシリーズを全部観てみようと思って。
今回は第4弾。
前作にも増して本作はキャラクターが山盛り。
バットマンに相棒のロビン、ニューフェイスのバットガール。
敵側にはMr.フリーズ、ポイズンアイビー、ベイン。
アメコミが原作ですがこれぞマンガってな感じの作品でした。
やっすいやっすい世界観に思わず口あんぐり・・・。
なんじゃこりゃと・・・。
それでも途中までは少しワクワクしてたりもしたんですよ。
キャラクターは盛りだくさんだし、そこに映る画はなかなか魅力的だったもので。
ただねぇ・・・。
観ていてドンドンげんなりしちゃったんですよねぇ。
まず盛りだくさんのキャラクター達を全然活かしきれていない。
それぞれのキャラ立ちは上手く出来ているのに、掘り下げが足りないから
あっけない感が漂う。
あっけないと言えば敵とのバトルにしてもそうでした。
Mr.フリーズはまだしも、ポイズンアイビーやベインはあまりにも
あっけなさ過ぎて可哀そすぎる結果に・・・・。
もったいない・・・。
もったいないと言えば、ロビンの立ち位置。
映画のタイトルはバットマン&ロビンとなっているのに
ロビンがまったくと言っていいほど活躍しないんです。
ヒーローとしての役割をあまり果たしていなくって。
バットマンとロビン、そしてバットガールの3人に、もっと勢いがほしかったなー。
あと、そもそものお話しなんだけどバットマンを演じるジョージ・クルーニーが
ちょっと合っていないような感じがしました。
ブルース・ウェインの印象はもっとカッチリしたイメージ。
ジョージ・クルーニーはちょっと三の線の匂いも持っている役者さんなので。
まだ前作のヴァル・キルマーや前々作までのマイケル・キートンの方が良い感じでした。
苦言をつらつら。
初期作品に比べてブラックさが薄れたかな。
初期作品に比べて内容に厚みが無くなったかな。
やっぱり監督の色ってあるんですねぇ。
そんな感じです。
次回作からは監督も変わりクリストファー・ノーラン3部作。
次々回作は楽しみなダークナイト。
ワクワクです。
≪点数≫
3点
(13.09.19鑑賞)

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