2013-10-31 Thu

2008年制作 英
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
郵便局を襲ったマイケル・ピーターソンは逮捕され、懲役7年の刑を言い渡されて
刑務所に収監された。
わずか69日間だけの出所期間中、リングネーム“チャールズ・ブロンソン”名義で
アンダーグラウンドのボクサーとして小遣い稼ぎをしたものの、
宝石強盗をしたため再び刑務所戻り。
刑務所内でも暴力など問題を続けざまに起こし、結局30年もの時間を刑務所で
過ごすことになってしまうのだった。
≪感想≫
先日鑑賞した「ドライヴ」がめちゃくちゃ良い作品だったので、同監督の作品をと思い鑑賞。
実在の人物をモデルにしたドラマ。
このブロンソンことマイケル・ピーターソンと言う男。
34年間の刑務所生活のうち30年を独房で過ごすという荒くれ者。
シャバでも暴力。
刑務所でも暴力。
どこでも暴力。
どんな奴にも暴力。
暴力、暴力、暴力、暴力。
目的はただ一つ。
「有名」になるため。
とある漫画を思い出す。
少年チャンピオンで連載していた「バキ」。
あれは格闘マンガでしたが純粋に人間が持つ「力」を描いた作品でしたね。
とある映画を思い出す。
以前観た「時計仕掛けのオレンジ」。
あれも暴力をテーマに描いた作品でした。
ブロンソンの半生を喜劇的に語る。
暴力をテーマに描いているのにどこか芸術的。
この監督の色でしょうか。
クラシックな雰囲気でアートな感じ。
演出もさることながら僕的には音楽が良かったです。
「ドライブ」の時も思ったのですが、音楽が効果的に機能している感じがしたんです。
曲自体がカッコいいとかではなくて、このシーンと合わさってカッコいいみたいな。
正直、このブロンソンと言う人間には1mmも同情はしなかったですが、
この描き方、映し方のせいか少し魅力的に感じたりして。
暴力を肯定することは1mmもできませんが、どこかカッコ良いなと思ったりして。
やっぱりこの監督はやりおるなと。
今後も作品を追い続けてみようかな。
≪点数≫
8点
(13.09.15鑑賞)
こちら「バキ」。
大好きです。
途中で兄にゆずりましたが、僕の数少ないマンガコレクションの一つ。

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