2013-10-17 Thu

2012年制作 英
監督:ニック・ラヴ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
ロンドン市内で、武装集団が宝石店を遅い、更には無抵抗の人質を射殺して
逃走するという残忍な強盗事件が発生する。
特捜隊<スウィーニー>は、緻密な分析力と抜群のチームワークで、
すぐに容疑者を割り出し逮捕に踏み切る。
しかし、緊迫する取り調べの中、主犯格の男はアリバイを主張し釈放されてしまう。
すると今度は、それを待っていたかのように、銀行が襲撃される。
上層部からの静止命令を振り切りチーム単独で現場に向かったスウィーニーだったが、
一般市民をも巻き込む激しい銃撃戦の末、犯人を取り逃がしてしまう。
大きな失態を演じたことで、全ての捜査活動を禁じられるスウィーニー。
しかし彼らは、上層部の圧力に屈することなく、水面下で過激な追跡を
開始しようとしていたのだった!!
≪感想≫
原作は1970年代にイギリスで放映されたテレビドラマのリメイク作品。
ゴロツキ刑事が悪党を捕まえるために暴れまわる。
日本で言うところの「太陽にほえろ」的な(見た事ありませんが・・・)。
はたまた「あぶない刑事」的な。
さあさ、いざ蓋を開けてみると。
掘り出しもの発見!!
何気に見応えのある良作でした。
何といっても脚本が良かった。
分かりやすくて無駄がない。
起承転結がはっきりしているんです。
盛り上がる所はちゃんと盛り上がって、抑える所はちゃんと抑えて。
メリハリがきいていて良い感じ。
本作、色々な要素が詰まっているんです。
銀行強盗の捜査、警察内部告発、仲間との不倫事情等々。
そられを良い塩梅で映し出してくれるんですよねー。
そこら辺が巧いなと。
あとは各キャラクターも立っていて良かったです。
僕的にはリーダーのリーガンはあまり好きじゃないですが若手部下のジョージが好感触。
自分の信念を貫くと決めた後の行動がいききっていてヤバかったです。
もともとヤバそうな面構えに加えてあの狂気。
末頼もしいというか末恐ろしいというか・・・。
とにかくこのジョージが敵のアジトに乗り込む所は本作屈指のシーンではないでしょうか。
街中の銃撃戦もイケていましたな。
観賞後色々とレビューを読ませていただくと、名作「ヒート」の名がちらほらと。
未見ですがその作品も銃撃戦が凄いとCMしてたよな。
機会があれば観てみようっと。
なにはともあれ、本作はアタリ作品でした。
何気にとった作品がハードルをいとも簡単に越えてくれると嬉しいですねぇ。
≪点数≫
8点
(13.09.05鑑賞)

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