2013-07-01 Mon

2011年制作 英
監督:ジョー・コーニッシュ
≪キャッチコピー≫
『団地の不良キッズVS謎の凶悪エイリアン』
≪ストーリー≫
南ロンドンの公共団地で、不良少年たちが看護師のサムを恐喝していたところ、
突如、いん石の落下とともにエイリアンが出現。
リーダー格のモーゼズらは、エイリアンを殺してしまう。
すると、さらに凶暴なエイリアンが次々と飛来。
団地を襲撃するエイリアンに、モーゼズは反撃を決意する。
≪感想≫
B級臭漂う本作。
何故観たかって?
それは大好きニック・フロスト(「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」等々)が出ているから。
そして大好きクエンティン・タランティーノ監督が2011年映画のベスト第7位に
ランク付けしていると聞いて鑑賞。
良い感じで楽しめました。
恐らく低予算で作られたであろう本作。
まず脚本、演出がしっかりしていました。
物語冒頭、モーゼズらやんちゃな悪ガキ集団が、看護師さんを恐喝します。
その理不尽さに、
「なんてこいつら悪ガキなんだ!!嫌な奴らだな!!」
なんて思ったりして。
ただエイリアン達と戦いながら徐々に悪ガキたちの生い立ちが浮き彫りに。
持続する緊張感と共に訪れる悪ガキたちの背景。
そん時はもう
「よし、頑張ってこの団地を守るのだ!!」
なんて心変わり。
自然に悪ガキたちに共鳴して一緒にエイリアン共に立ち向かっているような感覚に。
むむむ、巧いですねぇ。
90分足らずの作品でここまで上手に観せられると、最近観ている
「20世紀少年」シリーズがいかにダメダメ作品か分かります。
だってあの作品は全3作で400分ぐらいあるんですよ!?
まだ第3章を観ていませんが、観るのが怖いよー・・・。
ちと脱線。
とにもかくにもエンタメ性にとんだ本作。
エイリアン達を駆逐した時は、心で一緒にガッツポーズ!!
とても良作でした。
あっとそうそう。
ちびギャングの2人も可愛らしくて良かったですねー。
彼らも同じくヒーローだ!!
≪点数≫
8点
(13.05.06鑑賞)

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