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No.763 『マネーボール』
No763 『マネーボール』

2011年制作 米
監督:ベネット・ミラー

≪キャッチコピー≫
『常識を打ち破る理論で野球を変えた ひとりの異端児の闘い。』

≪ストーリー≫
元プロ野球選手で短気な性格のビリー・ビーンは、
アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任する。
チームはワールド・チャンピオンになるには程遠い状態で、
優秀な選手は雇えない貧乏球団だった。
あるとき、ピーター・ブランドというデータ分析にたけた人物との出会いをきっかけに、
「マネーボール理論」を作り上げる。
しかし、「マネーボール理論」に対し選手や監督からは反発を受けてしまい……。

≪感想≫
今作は実在する人物のお話。
しかもわずか10年くらい前のお話。
今作の主人公であるビリー・ビーンが打ち出した「マネーボール」理論は、
これまでのメジャーリーグの在り方に少し革命を起こしたようですね。

個々の実力だけという訳ではなくチームプレイという訳でもない。
確率、データを基に1%でも勝利に近づけるためにチーム作りをしていく。
日本で言う野村IDみないなものかな。
僕は理系出身なので、このデータ、確率云々みたいな考え方は嫌いじゃなくってね。

日本の球団でもそうですが、やっぱり金持ちの球団が戦力は整っているわけで。
選手たちもやっぱりプロなわけで、自分を高く買ってくれる方に行きたいですよね。
それが、球団格差を生んでいく。

それなら貧乏球団はどうすればいいのか。
それがこの「マネーボール」に繋がるわけです。
いかに安上がりで「強い」ではなく「勝てる」チームを作るのか。
球団の経営者、裏方さんたちは四苦八苦やってるんですよね。

プロスポーツのエンタメ的な部分ではなく、その奥の駆け引きや攻防を映し出す。
そこに映る男たちは何ともカッコいいというか世知辛いというか。
「夢を与える」世界の裏には、やっぱりこういう事実もあるんだよなぁなんて。

実は僕、身内がプロ野球に関わる仕事をしているので、
何となくその奥の方も見聴きしたりはしていたのですが、
今作を観てさらに奥の方まで知ることができて、非常に興味深かったです。

≪点数≫
  7点
                                           (13.04.12鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(2)
コメント
ゆず豆さん、こんにちは!
野球界の裏事情はなかなか興味深いものがあって面白かったですね!
金持ち球団より貧乏球団のほうを、断然応援したくなります。
だけど現実にはやっぱり金持ち球団のほうが有利なのかな~

ゆず豆さんの御親戚の方も夢のある世界で仕事されてるんですね。
私の知人もたまたま最近、ヒューストン・アストロズの
マネーボール理論のデータ分析係に転職したと聞きました。
ビックリです(≧ε≦)
2013-05-23 木 18:02:42 | URL | YAN [編集]
Re: YANさん
いつもコメントありがとうございますv-290

> 野球界の裏事情はなかなか興味深いものがあって面白かったですね!
> 金持ち球団より貧乏球団のほうを、断然応援したくなります。

僕もやっぱり貧乏球団の方が好きですかね。
あとは監督で好きになったりすることも。
落合監督時代の中日とか、野村監督時代のヤクルト・阪神・楽天だったりとか。
それこそ金持ち球団にどう立ち向かうのか、応援していました\(^▽^)/

> 私の知人もたまたま最近、ヒューストン・アストロズの
> マネーボール理論のデータ分析係に転職したと聞きました。
> ビックリです(≧ε≦)

えぇーー!!
それは凄い!!
まさにこの映画に近い職業ですね。
色んな職業があるものですねぇ・・・。
2013-05-23 木 21:13:36 | URL | ゆず豆 [編集]
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マネーボール
歴史や既存のシステムを打ち破る改革を目指す男の生き様! 情熱的だが悲哀もある。 役者ブラピが、とっても良い★★ 一瞬、イチローも映ります。 2011年度アカデミー賞作品賞
2013-05-23 Thu 18:04:32 | RockingChairで映画鑑賞