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No.754 『指輪をはめたい』
No754 『指輪をはめたい』

2011年制作 邦
監督:岩田ユキ

≪キャッチコピー≫
『僕の記憶から、花嫁が消えた』

≪ストーリー≫
製薬会社に勤務する29歳独身の片山輝彦は、
ある日営業先のスケートリンクで転倒し頭を打ち、
気を失ってしまう。
目覚めた彼はカバンの中に婚約指輪を見つけるが、
その指輪を誰に渡そうとしていたのかまったく思い出せない。
そんなとき、輝彦の前にまるでタイプの異なる3人の女性が現われ、
3人とも自分が輝彦と付き合っていると主張し……。

≪感想≫
納得いかないんだけど嫌いになれない。
そんな作品でした。

物語序盤。
ちょっとファンタジックなコメディタッチの作品のよう。

物語終盤。
ちょっとしたドンデン返しが起こってテイストも急転直下、少しシリアスな展開に。
グイと身を乗り出して観ていると、また少しファンタジック。

男とはなんぞや、結婚とは、交際とは、みたいなテーマかと思って観ていたら、
ちょっと違いまして。

ふり幅の大きいストーリー展開やテーマ、メッセージは僕的にざらざらしていて
観にくかったです。

好きな所もけっこうあったんですよ。
まず役者さん達は全員魅力的。
山田孝之はもちろんの事、主人公・輝彦の3股相手の小西真奈美、真木よう子、
池脇千鶴はもれなく素敵な感じで魅力的。
それぞれと織り成すシーンも
「この娘たち、幸せになって欲しいなぁ」
と素直に思えましたし。

撮り方と言うか描き方も、監督が女性だからか、とても綺麗で可愛らしく、
観ていて
「あっ、良い感じ。」
って。

ただねぇ・・・。

こっから少し納得のいかない点を書きますね。

結局、輝彦は3股をかけていた訳ですよ!!
これだけでもう噴飯ものですよ!!
そういう事に理由なんてどうでもいいんです。
綺麗な映像とノスタルジックな展開、そして輝彦のキャラクターに
「輝彦、幸せを掴み取るんだ!!」
なんて思ってしまったのですが、よくよく考えてみると、やる事やってんじゃねーかって。
わなわなわなと怒りが込み上げてきた訳です。

これまた、ただねぇ・・・。
それでも本気の本気で今作を嫌いにならないのは、やっぱり描き方、
撮り方が上手なんでしょうね。
冒頭の言葉に繋がりますが嫌いになれないんですよねぇ・・・。

素敵な役者さん達。
素敵な撮り方、描き方。

もっと違うテーマ、ストーリーで撮り直してくれないかなぁ。

≪点数≫
  6点
                                           (13.03.17鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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