2013-04-27 Sat

2010年制作 ポーランド/邦
監督:ドロタ・ケンジェジャフスカ
≪キャッチコピー≫
『僕たちに
勇気をください。』
≪ストーリー≫
ポーランドと旧ソ連の国境沿いに位置する貧しい村、
身寄りもなく鉄道の駅舎で寝泊りしている3人の幼い少年たちは、
物乞いや盗みをしながら日々を過ごしていた。
外国に行けば豊かな暮らしができると夢見て、彼らは国境を越える冒険の旅に出る。
道中出会った人々に支えられ、さまざまな試練を乗り越えた少年たちは、
ようやくポーランドの町にたどり着くが……。
≪感想≫
親もなく路上で暮らす少年たち。
彼らはこの環境でも明るく楽しく暮らしている。
“無知”故の“無垢”な行動。
彼らは自由を求め国境を越える事を考える。
壮絶な生活環境なはずなのに、彼らの笑顔と純なる表情に逞しさすら感じられる。
以前観た「それでも生きる子供たちへ」に少し近い物を感じました。
重めのテーマを前面に出さない子供たちの冒険活劇。
温かく見守りたくなる良作。
かの名作「スタンド・バイ・ミー」にも近いかな。
しっかし、今作に出てくる3人の少年たち。
めちゃくちゃ可愛らしくって愛くるしい。
特に一番チビのペチャ。
彼を観ているだけで微笑んでしまう。
この子たちを観れただけでも本当に良かったと思える。
やっぱりどこの国でも子供というのは幸せを生む宝物ですね。
≪点数≫
8点
(13.03.02鑑賞)

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