2013-04-17 Wed

2010年制作 米
監督:ポール・ハギス
≪キャッチコピー≫
『逃げきれるのか。』
≪ストーリー≫
大学教授のジョンは妻子と共に幸せな日々を過ごしていたが、
ある日妻のララが殺人の容疑で逮捕される。
それから3年、ジョンは妻の無実を証明するため懸命に奔走していたが、
覆ることなく刑が確定してしまう。
絶望した妻が獄中で自殺を図ったことを知り、彼は自らの手で妻を取り戻そうと決断する。
≪感想≫
いやぁー、終始一定の緊張感。
良いですねぇこの作品。
今作、あらすじを読んで、奥さんの無実を信じる夫が奥さんのために脱獄を計画し、
かつ真犯人を探し当てるというお話かと思っていました。
が、そうではなかったんですね。
最後の方まで奥さんが実際にやったかどうかなんて関係ないんです。
夫が妻を疑わず、妻を逃がすことに特化したストーリー。
それこそ夫は猪突猛進に動き回る。
それはまるで以前観た「96時間」の無敵親父のよう。
(そういや今作、リーアム・ニーソンが出演していましたね。
ただ今作の場合は一介の大学教師でしたが。)
昔、何かで言っていた。
「愛とは疑わない事だ」
って。
信じる信じないではないから、その思考に到達するまでもない。
そんな感じ。
その点は主人公ジョンの父親がそうでしたね。
息子のすることに何も言わずに送り出す。
その姿は、以前観た邦画「ゴールデンスランバー」の親父のよう。
くぅーーー、何ともジンときます。
1つだけ苦言を。
ラストは妻の事件の真相が判明。
これはちょっと蛇足な演出じゃないでしょうか。
その真相を知った時、
「もっと警察、頑張れよ!!それならこんな事にならなかったのに・・・。」
なんて、ちょっと怒りが・・・。
ただ、ラストの息子がララにキスをするシーン。
あれで全てが報われたような気がします。
何はともあれ、見応えのある良作でした。
今作はリメイク作らしいですね。
原作も興味あるなぁ・・・。
≪点数≫
8点
(13.02.09鑑賞)
こちら元ネタの「ラスト3デイズ」。
未見です。

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