2013-04-10 Wed

2010年制作 米
監督:アレン・ヒューズ, アルバート・ヒューズ
≪キャッチコピー≫
『運べ、西へ。世界に残るたった一冊の本を──。』
≪ストーリー≫
世界で一冊だけ残る本を運び、30年間旅をしている男イーライ。
本に触れる者をためらわずに誰でも殺すイーライだが、彼は旅の目的地を知らず、
「西へ向かう」という手掛かりだけを頼りに歩き続けている。
そんな中、彼の前に、本を探し続ける独裁者カーネギーが現れ……。
≪感想≫
宗教色の強い今作。
イーライが運んでいる本とは「聖書」。
僕は無宗教者なので、このイーライの生き方には共感はできなかったのですが、
例えば今作をクリスチャンの人が観たらどういう感想を持ったのでしょう。
気になるな。
今作、最後にドデカいオチが待っているのですが、ちょっとピンとこなかったです。
ほんとは
「おぉーーー!!マジか!!」
なんてなるんでしょうが、ちょっとそのオチだと今までの行動と整合性が取れないような気がして。
ただ、その整合性を上手く取れるような脚本にしていれば最高のオチになっていたかと思います。
惜しい惜しい。
世紀末ロードムービーと言う点では、以前観た「ザ・ロード」と似ている部分もあったかな。
僕的には今作の方が好きですけどね。
モノトーンチックな映像。
世紀末感たっぷり。
まずこの世界観が上手だなと。
そして主役のデンゼル・ワシントン。
やっぱり良い役者さんですねー。
色々ツッコミ所はありましたが、観て損はしない作品でした。
≪点数≫
5点
(13.01.12鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト