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No.717 『ソウル・キッチン』
No717 『ソウル・キッチン』

2009年制作 独/仏/伊
監督:ファティ・アキン

≪キャッチコピー≫
『心<ソウル>も満たすレストラン』

≪ストーリー≫
レストラン「ソウル・キッチン」を経営するジノス。
恋人とは遠距離恋愛になり、腰を痛め、仮出所してきた兄のイリアスに頼られるなど、
うまくいかない日々を送っていた。
さらには、店も客が集まらずに閑古鳥。
店は一度は繁盛するものの、さらなる悲劇がジノスを襲う。

≪感想≫
何となくのダメ男が周りの人々を巻き込み、巻き込まれのドタバタガチャガチャ喜劇。

おっとこりゃ掘り出し物かもね。
ストーリーはざっくり粗挽きなんだけど苦にならない。

何が良いってテンポが良いんですよね。
多くを語らず、最低限のストーリーテリング。
作風、内容自体もコメディタッチなのでこの作り方で◎。

笑いのセンス、ツボは何気にお下品だったので正直、メガヒットとまではいきませんでしたが、
時折、プッと笑ってしまう部分もあったりして。
嫌いになれなかったんです。

あと、今作終わり方が結構好きなんですよね。
主人公のジノス。
彼は結局、悪い奴じゃないんです。
と言うか、ダメ男に見えているだけで、実はまったく悪い事はしていなくって。
だけど周りのせいで、人生コケまくり・・・。
それでも、何となく起き上がり光が射す方へ歩いていく。
この終わり方が、後味よくって好きなんですよねー。
人生「七転び八起き」的な。
だって彼らのその後を想像すると思わずニヤニヤしてしまいますもん。
ボンクラだけど楽しくやってんだろうなぁって。

やっぱり最後の最後はほっこりしたい。
とても良作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (12.12.30鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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