2013-03-20 Wed

2011年制作 邦
監督:矢口 史靖
≪キャッチコピー≫
『制御不能じゃ。』
≪ストーリー≫
弱小家電メーカー、木村電器に勤務する小林、太田、長井の3人は間近に迫る
ロボット博での企業広告を目的に、二足歩行のロボット開発に奔走していた。
しかし、発表直前の1週間前にロボットが大破してしまう。
慌てた3人はとっさの判断で、一人暮らしの頑固老人・鈴木を
ロボットの中に入れて出場したところ、鈴木の奇妙な動きが絶賛され……。
≪感想≫
以前観た「ロボコン」のような理系バリバリの作品かと思って鑑賞したのですがちょっと違いましたね。
「ハッピーフライト」で航空業界のあるあるを細かく描いた矢口監督ですが、
今作はちょっとロボット業界の描きこみ不足感が否めませんでした。
少し物足りなかったかな。
鈴木老人の行動にも違和感を感じたし、木村電器の3人の行動にも違和感が。
世間の目はそんなに甘くはないぞってね。
まぁ、所々面白かった所もあったりしたんですけどね。
僕も大学時代は電動車椅子をガチャガチャやっていた人間なので、
ロボットの話をしている大学生を見ていると、
「あぁ、懐かしいな」って。
やっぱ、ちょっと気持ちがアガりましたもん。
吉高由里子のコメディエンヌっぷり、そして濱田岳も良かったですね。
ミッキーカーチスの小難しいジジィ感も良かったですし。
ラストも綺麗にまとめてきて好感をもてました。
「ハッピーフライト」が面白かったのでちょっとハードルを高くしてしまったかな。
佳作。
≪点数≫
6点
(12.11.24鑑賞)

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