2013-03-17 Sun

2003年制作 仏/英
監督:フランソワ・オゾン
≪キャッチコピー≫
『見る女 見られる女』
≪ストーリー≫
スランプ中の英国のミステリー作家、サラは、南仏にプール付き別荘を借りる。
しかし突然借り主の娘、ジュリ-が現れ、彼女の生活は一変する。
≪感想≫(ネタバレ注意)
うーーーん、なるほどねぇ・・・。
今作、最後の最後であっと驚く展開が待ち受けております。
つまるところ、結局今回の物語はサラの想像だったわけで・・・。
新しい作品を執筆する、スランプを脱出するための行動か。
それともこれまでの自分との決別のためか。
恐らくラストのジョンとのやり取りを見ていると、後者の方なのかなぁ。
自立だったり曖昧だった関係はもう・・・みたいな。
今作を実際の作家さんが観たらどう思うんでしょうか。
実際、作家さんによっては完全インスピレーションで物語を紡いだりしているのでしょう。
例えばサラの今回の創作過程に共感するのか聞いてみたいな。
そして、今作は少し女性向けの作風になっていましたね。
官能美というかなんというか・・・。
ヌードやベッドシーンが多々出てくるのですが、あまりいやらしくなくって。
そこにはミステリーの要素が上手に詰まっていたからかな。
フランス映画はやっぱりどことなく空気感が違いますねぇ。
≪点数≫
5点
(12.11.17鑑賞)

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