2012-06-03 Sun

2002年制作 米
監督:マイケル・ホフマン
≪キャッチコピー≫
『人生を迷いながら進むあなたへ──』
≪ストーリー≫
名門校の歴史教師、ハンダート(ケビン・クライン)のもとに
転校生(エミール・ハーシュ)がやって来る。
問題ばかり起こす彼が、やがてハンダートに心開き、勉強家に変身。
そんな彼にハンダートは甘い点をつけてしまうが……。
≪感想≫
いわゆる感動学園物・・・・・かと思ったら大間違い!!
もちろん、じんわりと感動する場面もあるけれど、それだけではなく
色々と考えさせられる作品でした。
悪ガキ転校生のベルはコンテストのクイズ出題に対しカンニングを行う。
そして卒業して25年経って行われた再コンテストのクイズ中にも同じくカンニング。
切ないかな悔しいかな人の性格はなかなか変わることはできないのですな・・・。
悪ガキのベルはさておき他の生徒達には先生の志がしっかりと届いていた。
誠実に生きていくことは決して間違いではないと言うことを痛感。
こういうことの繰り返しが歴史を紡いでくれるのですね。
全体的に白でも黒でもなくグレーな部分にリアリティを感じました。
自分自身を見直す事のできる、ちょっとした鏡のような作品なんじゃないでしょうか。
≪点数≫
7点
(08.03.02鑑賞)

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