2013-03-04 Mon

2009年制作 米
監督:ジョン・ヒルコート
≪キャッチコピー≫
『父には息子が、息子には父が全てだった。それぞれが、相手の全世界となって──。』
≪ストーリー≫
謎の天変地異がアメリカを襲い、ほとんどすべての動植物が死に絶え、文明も消滅。
そんな世界に残された父と息子は、ひたすら南を目指して歩き始める。
生き残ったわずかな人々が互いを食らうという狂気の中でも父は決して正気を失わず、
息子に人としてのモラルを語り続ける。
≪感想≫
今作有名な原作本を映画化した作品のようですね。
知りませんでした・・・。
確かに文字で読んだ方が良さげな作品ではあります。
さて映画の感想を・・・。
申し訳ありません。
僕、この作品あまり好きじゃないです。
以前「ミスト」と言う作品で父親がとった最後の行動に酷い嫌悪感を覚えたのですが、
あれに近い感覚です。
世界の終わりを感じさせるような環境でひたすら生きる事を選んだ親子。
父は息子をひたすら守り続けます。
時には他人を傷つけ、時には人を殺めながら・・・。
≪ストーリー≫の中には
「・・・父は決して正気を失わず、息子に人としてのモラルを語り続ける。」
とありますが、この父の中でのモラルに共感が持てなかったんです。
これは国民性や文化の違いなのか。
それとも、その環境ゆえに起こりうるモラルの変化なのか。
とにかくその父親の行動に違和感を感じてしまったんですよねぇ・・・。
本当は1点と言う最低評価を付けようかと思ったのですが、
最後は少しだけ希望の光が見えたのでプラス1点。
そして主役のヴィゴ・モーテンセンの迫真の演技にプラス1点。
そんな感じです。
≪点数≫
3点
(12.09.17鑑賞)

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