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No.668 『ナビィの恋』
No668 『ナビィの恋』

1999年制作 邦
監督:中江 裕司

≪キャッチコピー≫
『私があなたに惚れたのは、ちょうど十九の春でした。』

≪ストーリー≫
沖縄本島から少し離れた粟国島。
奈々子は都会の喧騒に疲れて久しぶりに帰ってきた。
島までの小さな船には一人旅の青年・福之助と伊達な白スーツの老紳士が同乗していた。
そしてその老紳士こそ、60年前に奈々子の祖母ナビィが最も愛していた人だった……。

≪感想≫
沖縄の音楽、方言が盛りだくさんのオキナワン・ムービー。
民謡「十九の春」の一節。
「私があなたに惚れたのは ちょうど十九の春でした いまさら離縁と言うならば もとの十九 にしておくれ」
こんな淡い歌詞がストーリーの主。

ナビィ、その夫・恵達、そしてナビィの昔の恋人サンラー。
この3人の恋模様が三線の音色とともに軽快なタッチで描かれる。
沖縄、しかも離島ならではの穏やかで暖かい空気と人間たちは時折クスクスと笑いを運んでくる。

先に紹介した3人の中でもナビィの夫・恵達のキャラクターは最高。
少しとぼけた愛くるしいおじぃ。
あーもう沖縄のおじぃっぽいなぁって。
こんなおじぃと仲良くなりたいなぁって。

という訳で恵達にやられてしまった僕はどうしても恵達目線で物語を追っかける訳で・・・。
うーーーん・・・切ない!!切なすぎる!!
分かってはいるんだけど、あの展開は切ないですねぇ。
それを受け入れてまたのんびり三線を弾く恵達の懐の深さ。
長生きして人生を達観しているからこその心意気。
ますますファンになりました。

おじぃ、おばぁの話なのに甘酸っぱくて若々しい。

沖縄大好きな人にはもってこいの作品でした。

嗚呼、離島に行きたいなぁ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (12.08.24鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
恵達を演じているのは登川誠仁さんですよね。
実は私の実家の近くに住んでいたオジーなんですよ。
しかも、うちの母親は昔口説かれたことがあるらしく(笑)
『ナビィの恋』の話をすると、「あー、あのスケベーオジーが出る映画?」といいます。。

でも、映画の世界観は良かったですよね。
若者の恋愛よりもオジーとオバーの恋愛がメインって、いいですよね。
サンラー役の俳優さんはナビィ役・平良トミさんの本当のご主人だったような。。。
久しぶりにまた観たくなりました。
2013-02-25 月 20:49:02 | URL | uki [編集]
Re: ukiさん
こちらもコメありがとうございますv-290

> 恵達を演じているのは登川誠仁さんですよね。
> 実は私の実家の近くに住んでいたオジーなんですよ。
> しかも、うちの母親は昔口説かれたことがあるらしく(笑)
> 『ナビィの恋』の話をすると、「あー、あのスケベーオジーが出る映画?」といいます。。

はっはっは。
なんて身近な存在。
しかもスケベーオジーって(笑)
っぽいなぁ・・・。
誠仁さんが綺麗なお姉ちゃんを口説いている姿が想像できます。

しっかしほんとに身近ですね。
こんな時に出る言葉はやっぱり
「ほんと、沖縄はせまいねぇー。」(笑)


> でも、映画の世界観は良かったですよね。
> 若者の恋愛よりもオジーとオバーの恋愛がメインって、いいですよね。
> サンラー役の俳優さんはナビィ役・平良トミさんの本当のご主人だったような。。。
> 久しぶりにまた観たくなりました。

そうです。
サンラー役はとみさんの旦那さん、平良進さんです。

今作は沖縄色たっぷり。
沖縄に住む人、沖縄好きな人にはたまりませんよね!!
2013-02-25 月 21:03:20 | URL | ゆず豆 [編集]
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