2013-02-19 Tue

2004年制作 米/ハンガリー
監督:アレクサンダー・ペイン
≪キャッチコピー≫
『カリフォルニア、ワインロード 人生が熟成していく贅沢な寄り道・・・』
≪ストーリー≫
作家志望のマイルスと売れない役者のジャックは、ジャックの結婚祝いを兼ねて
カリフォルニアのワイナリーを巡る旅に出発する。
≪感想≫
中年にさしかかろうかという男二人のロードムービー。
しっかし、この二人の性格は対極ですね。
片や2年前に別れた妻を忘れられずうじうじうじ・・・。
片や結婚を控えているのにもかかわらず色んな女性とアバンチュール。
どっちもいい年した男がですよ。
そこが何とも言えず可笑しくってね。
この後者のジャックのだらしなさっぷりがハンパないんです。
何度も書きますが結婚を来週に控えているのに、新しい女性とランデブー。
それがバレて修羅場なはずなのにめげずに新しい女性をナンパする。
これまた何度も書きますがいい年した男がですよ(笑)
一方のマイルスがそれに振り回されるのが不憫で不憫で。
だけどそんな対極の二人だから仲良くできているんでしょうね。
凸凹コンビです。
なんて友情について書いていますが、実は今作のメインはマイルスの再生。
マイルスにも新しい恋の予感が。
ワインの知識の会話に交ざりながら心が許しあい近づいていく二人の関係はじれったくも素敵な形。
良いですねぇ・・・。
最後の締め方も素敵。
観て良かったー。
そういやこの監督さんは以前観た「アバウト・シュミット」の監督。
なるほど、テイストが似てる気がするな。
≪点数≫
8点
(12.08.11鑑賞)

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