2012-06-02 Sat

1987年制作 西独
監督:パーシー・アドロン
≪キャッチコピー≫
『心が渇いたら、 Calling you. また、しばらく優しくなれる。』
≪ストーリー≫
アメリカ、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ道筋にあるモハヴェ砂漠のはずれ。
そこにある、取り残された様な寂しげなモーテル“バクダット・カフェ”。
ここをきりもりしている黒人女のブレンダは、役に立たない夫、自分勝手な子供達、
使用人、モーテルに居着いた住人たちにいつも腹を立てていた。
そんなある日、ひとりの太ったドイツ女がやって来るが……。
≪感想≫
いやぁーこれは良い作品にめぐり逢えました。
序盤はあまり食いつかなかったんだけど観ているうちにだんだん魅入ってしまいました。
まさにスルメ作品です。
これからもちょくちょく観たいものですね。
基本的にバタバタとしているストーリーではなくって。
かといって物凄い穏やかな感じの流れでもなくって。
適度なバランスで流れていく物語が良いんだよなぁ・・・。
あと何と言っても設定がとっても気持ちいい。
主人公の女性が太っちょおばさんだったり客の一人に画家のおっちゃんがいたりと
全ての設定がビタッとはまっていて良い感じ。
設定・ストーリー・音楽・どれをとっても秀作です。
個人的には息子がポロポロとピアノを弾いているシーンが何だか好きだ。
≪点数≫
10点
(08.01.30鑑賞)

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