2013-01-31 Thu

2008年制作 独
監督:デニス・ガンゼル
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
自由な雰囲気で生徒に慕われるベンガーは、校長の要請で独裁制の授業を担当することに。
あまりやる気のない生徒に、「発言するときは挙手して立つ」など独裁制の実験を取り入れようと提案。
しかし、ベンガーの予想を超え、独裁制に魅了された生徒たちは、
学校外でも過激な活動をするようになり……。
≪感想≫
独裁者・・・思い浮かぶのはドイツのヒトラーやルーマニアのチャウシスク、
最近で言うとリビアのカダフィ。
この方たちの政治がもたらしたたくさんの犠牲者は数知れず。
ぐぐぐ・・・もやもやもや・・・。
いやいや、そこはまぁちょっと置いといて・・・。
独裁者も確かに怖いのだが、この作品の中にあった怖さ。
それは「集団」から生まれる狂気。
みなが同じ方向に向く。
見方によっちゃあそれは素敵で感動的なのだが、一歩間違えればえらいことになってしまう。
今回はまさにそれで、自らのグループを神格化し部外者を排除する。
まぁ、巷にはびこるカルト宗教や、もっと近場で言うと暴走族といった所でしょうか。
こうなると本当に恐ろしい。
心を一つにすることは本当に大切だし必要だと思う。
だけど、それ以前に他を受け入れる懐を持つことも、とても大切なのではないでしょうか。
ね?ね??
≪点数≫
7点
(12.06.02鑑賞)

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