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No.626 『漫才ギャング』
No626 『漫才ギャング』

2010年制作 邦
監督:品川 ヒロシ

≪キャッチコピー≫
『夢さえあれば、人は変われる』

≪ストーリー≫
コンビ結成10年目を迎える売れない漫才コンビでボケとネタ作りを担当する飛夫は、
相方から解散を告げられる。
ヤケ酒を飲みトラブルに巻き込まれ留置場に入った彼は、そこで不良の龍平に出会う。
龍平と少しずつ会話する中で、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫がコンビ結成を申し込むと、
意外にも龍平は承諾する。

≪感想≫
お笑い芸人品川ヒロシ監督第二作。
前作の「ドロップ」では酷評した私、今作はと言うと・・・。
「ドロップ」よりかは楽しめました!!

まずは良かった点を。
ストーリーは置いといて、アクションシーンは「ドロップ」以上にカッコ良かったし、
笑いに関しても品川庄司のネタをふんだんに見ることができて、
少なくとも笑いのセンスがない人の作品よりは大いに笑わせてもらいました。

出演する方達も魅力的で好印象。
特に宮川大輔と千鳥の大悟は必見!!
この二人だけでも観る価値はあります!!
めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃカッコいいんだよなぁ。
あとは、主題歌もカッコ良かったですね。
Superflyのソウルフルな歌声が見事にマッチしていて◎。

とまぁ好印象な部分はここまで。
ここからは申し訳ないですが酷評を2点・・・。

まず1点目。
どのシーンも全てが掛け合いのようで、その一つ一つが漫才のよう。
きっとそういう物を意図して作ったんでしょうが、このストーリーでこの演出は
ちょっと違うんじゃないのかなぁ。
漫才の頂点を目指す話なので、誰でもかれでもカラミが漫才のようだとねぇ。
少なくとも、飛夫と龍平のカラミがめちゃくちゃ面白くて、ほかの奴らとの
ギャップを見せてくれないと、
「いやいや、他の人達とのカラミも十分イケてるし」
なんて思えてくる。
納得できないんだよなぁ・・・。

そしてもう1点。
これは本当に納得いかないのですが、結局のところ飛夫は何もやってないですよね。
成長していないというか、何と言うか・・・。
最後の最後まで龍平が助けてくれたり、彼女が助けてくれたり、
周りの人達がすべて助けてくれる。
ただ単に甘やかされてやしないかと。
こりゃ何だかなぁと。

とその2点が大きく納得いかなかった所。
あとは彼女とのシーンは物語上本当に必要なのかとか、その他諸々、
ツッコミ所は多々ありましたが、そこはまぁまぁまぁ。

色々と書きましたが、何はともかく「ドロップ」よりは全然イケてました。
前作では品川印みたいな物を無理矢理押し付けられた感じがして毛嫌いしてしまいましたが、
今作はそれがほんの少し薄まっていたかな。
僕が少し慣れてきたのでしょうか。

次回作も予定しているのかなぁ。
きっとまた手に取ってしまうんだろうなぁ・・・。
楽しみにしている自分がいたりします。

≪点数≫
  6点
                                           (12.05.27鑑賞)



こちら原作。
未読です。


こちら主題歌を歌うSuperfly。
主題歌「Beep!!」はパワフルでカッコいい!!

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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