fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.625 『母なる証明』
No625 『母なる証明』

2009年制作 韓
監督:ポン・ジュノ

≪キャッチコピー≫
『永遠に失われることのない母と子の絆。すべての"謎"の先に"人間の真実"が明かされる。』

≪ストーリー≫
早くに夫を亡くして以来、一人息子のトジュンと静かに暮らすヘジャ。
そんなある日、街で殺人事件が起こり、もの静かなトジュンが第一容疑者に。
事件の解決を急ぐ警察がトジュンを犯人と決めつけ、無能な弁護人も頼りにならない中、
ヘジャは真犯人を捜し出し、息子の無実を証明しようとする。

≪感想≫
うわぁーなんだこれ。
凄い作品だなぁー・・・。

終始、陰鬱なトーンで後味も決して良くない。
だからと言ってもう観たくないかと言えばそうでもない。
ストーリー構成とか作品の雰囲気、キャスティング諸々がほんとにしっかりしているんです。
作品として、映画として良くできているなぁって感じ。

草原の中、ヘジャが急に踊り出すシーンから始まる。
その表情は喜怒哀楽のどの部分なのか・・・・。
まずそこで、この作品に釘付けになる。「なんだ?この作品は??」と・・・。

そして、ヘジャが息子の無実を証明するため真犯人を探し出していく。
どんどん謎が解き明かされていき、まさかの急展開!!
「おおー!!」って驚くのではなく「ングッ」っと息を呑みこむ感覚。
そのまま終盤へ。
ラストシーン。
鑑賞終了。

んーーーーー、なんだかとてつもない作品を観たぞってな感覚。
ほんとに良くできていました。

今作について観た人と色々と語りたいなぁと思わせてくれる傑作。
監督は誰だと調べてみると以前観た「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ。
なるほどねぇ、あれも確かに変な作品だったもんなぁ。
しかしながら今後も要チェックな監督です。


≪点数≫
  9点
                                           (12.05.26鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(2)
コメント
ゆず豆さん、こんにちは!
TBだけだとどうも無機的な感じがするので、
コメント入れておきますね☆

冒頭からグッと心を掴まれる作品でしたね!
やっぱり気になるのは、ラストの息子の行動なんですよね。
私のブロ友さんでも、いろいろ意見が分かれる所ですが、
ゆず豆さんはどう解釈しました?
あの息子は母のやった事を分かってるんでしょうかね~?
ひょっとして、最初から母に事を揉み消してもらうつもり
だったんでしょうか?
考え出すと、キリがなくなってくる(^▽^;)
2013-01-30 水 16:46:19 | URL | YAN [編集]
Re: YANさん
いつもコメありがとうございますv-290

僕の息子の行動の解釈ですが、分かっているようで分かっていない。
分かっていないようで分かっている。
言葉にするのが難しいんですが、本能的な部分で理解していてあの行動に繋がったのかと。
恐らく息子の行動一つ一つは、自らの意思とは一致していないと思うんですよね。
心が弱いという部分もあるので。

うーーん、曖昧な答えで申し訳ないです。

YANさんとこのコメントのやり取りを見ていると思わずむむむ・・・。
もう一回観直したいなぁ。
今作についてはもっと話したいですね。
2013-01-30 水 21:20:33 | URL | ゆず豆 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

母なる証明
これは必見作でしょう! サスペンスとしても完成度が高く、あっと言わされたし、 ヒューマンドラマとしても人間をえぐっていて、 ドーンと強く胸を打つものがありました。 監督...
2013-01-30 Wed 16:48:16 | RockingChairで映画鑑賞