2013-01-18 Fri

2009年制作 邦
監督:益子 昌一
≪キャッチコピー≫
『父親は、犯人を追う。 刑事は、父親を守りたかった。』
≪ストーリー≫
むごたらしい事件によって、大切な一人娘を亡くした長峰。
ある日、娘を殺した人物の名前と居場所を偶然知った長峰は、犯人の少年の一人を殺害。
後日、もう一人の犯人を追う長峰から、殺害の自供と現行の少年法への憤りをつづる手紙が
警察に届く。
一方、長峰を追う捜査本部の織部は、法と正義のはざまでやるせない思いを抱いていた。
≪感想≫
先日観た「誰も守ってくれない」に通ずる作品。
法律にしばられる被害者家族の苦悩や葛藤。
ドラマとしては良いのだが、そこから何かを考えさせられる本格的な作品になっていたかと
言われると
「うーん・・・」
という感じ。
やっぱりこういうテーマ的に重い作品は現実社会に寄せていかないとだめだよね。
もう少し共感させてほしかったかな。
ただし、作り手が今作をエンターテイメント作品に仕上げたかったのであれば成功だと思いますが。
その点、以前観た「グラン・トリノ」は素晴らしかったなぁ。
あの心に訴える物語は重く考えさせられる作品でした。
あれ。
グラン・トリノの批評になっちゃった。
≪点数≫
3点
(12.04.15鑑賞)
こちら東野圭吾の原作本。
未読です。

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