2013-01-11 Fri

2001年制作 米
監督:テリー・ツワイゴフ
≪キャッチコピー≫
『ダメに生きる』
≪ストーリー≫
イーニドとレベッカは高校を卒業した今も進路も決めないまま好きなことだけしてフラフラする毎日。
ある日、二人は新聞の出会い系の広告に載っていた中年男をダイナーに呼び出し、
待ちぼうけを食っている惨めな姿を見て暇を潰すのだったが……。
≪感想≫
今作、全米ティーンエイジャーのバイブルとなったコミックを実写化。
小粋なティーンエイジコメディ作品かと思って観てみると大間違い。
観た後「むむむ・・・。」と色んな考えが思い浮かぶ深みのある作品でした。
いたる所にブラックなユーモアが満載。
以前観た「アートスクール・コンフィデンシャル」に似ていたかな。
何となく、こんな子たちってどこにでもいるよなぁなんて。
自分の考え方は何となく社会にマッチしていないと気づき抗うイーニド。
自分の価値観が受け入れられない歯がゆさ。
うんうん・・・あるある。
そうしたリアリティのあるストーリーから一転、最後のあのオチ。
あのオチが観た後の「むむむ・・・。」に繋がるわけです。
出演者の出で立ち、色味もどこかマンガチック。
ぜひぜひ原作を読んでみたいものです。
余談ですがレベッカ役のスカーレット・ヨハンソン。
こんなハスキーな声だったっけ。
≪点数≫
4点
(12.03.17鑑賞)
こちら原作。
興味あります。

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