2013-01-07 Mon

2005年制作 英/米
監督:クリス・ヌーナン
≪キャッチコピー≫
『その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。』
≪ストーリー≫
1902年、ヴィクトリア王朝時代。
封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、
上流階級の女性ポターは“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。
やがて編集者のノーマンと恋に落ちるが、身分違いの恋には思わぬ運命が待っていた。
≪感想≫
いやはや、なんとも暖かい作品なのでしょう。
まずはポターの人間性がそれを映す。
芯が強くて茶目っ気のある暖かさ。
そしてポターが描くピーターラビット等のキャラクター達がそれを映す。
やわらかくて愛嬌のある暖かさ。
さらに、ここが一番の肝とも言える、ポターを演じたレネー・ゼルウィガーのたたずまい。
素敵な女優さんですね。
欲を言えばストーリーに厚みがあっても良かったかも。
例えば、ポターがキャラクターを作り上げる過程とか。
例えば、ポターが田舎の土地を買っていく上での苦労等々・・・。
いやいや、それでは今作の暖かい空気感は無くなってしまうか。
これはこれで良い作品なんですもんね。
≪点数≫
9点
(12.03.01鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト