2013-01-07 Mon

2002年制作 仏
監督:アラン・ベルベリアン, フレデリック・フォレスティア
≪キャッチコピー≫
『超フレンチ級。』
≪ストーリー≫
大物ギャングのモルテスは7年の刑務所暮らし。
お調子者の看守レジオともすっかり親しい仲。
出所間近のある日、レジオに頼んで買っていた宝くじが、なんと1500万ユーロの大当たり。
しかし、モルテスが大喜びしたのも束の間、レジオの妻ポーリーヌがその当たりクジを持ったまま、
仕事でアフリカへ行ってしまっていた。
レジオは当たりクジを奪い返そうと脱獄し、更に警察を振り切りレジオを連れてアフリカへ旅立つ。
だが警察、モルテスの敵、鉄の歯の男、殺し屋、盗賊までもが彼らの後を追ってくる。
ノンストップの当たりクジ争奪レースが始まった・・・。
≪感想≫
タイトルの「ル・ブレ」、意味は弾丸という事。
ただ、作中では「厄介者」として引用されていました。
このレジオの「ル・ブレ」っぷりがハンパない。
面構えからしてとぼけているんだもんなぁ・・・。
観ていて最初は
「いやいや、こんなに馬鹿な奴いないでしょ」
と思っていたけど、観ているうちにどんどん
「さぁ、次はどんな馬鹿をやらかしてくれるんだ」と
期待してしまう自分がいたりして。
それに振り回されるモルテスが悪党とはいえ不憫でね・・・。
その他のキャラクター達。
レジオの奥さんのポーリーヌ、モルテスを追っかける敵コンビも、
見た目、行動共に一癖も二癖もあって面白かったです。
作品のパッケージを見るとカーチェイスがバンバンみたいな印象を受けましたが、
実際はコメディ色の強い娯楽作品に仕上がっていましたよ。
≪点数≫
7点
(12.02.28鑑賞)

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