2013-01-06 Sun

2007年制作 仏/独/ベルギー/南アフリカ
監督:ビレ・アウグスト
≪キャッチコピー≫
『あなたに逢って、知った。世界は間違いだらけだと──』
≪ストーリー≫
アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ。
白人看守のグレゴリーは、マンデラが収監されているロベン島の刑務所に赴任。
マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、
マンデラらの秘密の会話をスパイするよう命じられる。
≪感想≫
同じくマンデラ大統領を題材にした作品「インビクタス/負けざる者たち」を観た後に続けて鑑賞。
あいたぁーーーーー・・・やってしもうたぁ・・・。
順番が逆だったよぅ・・・。
くぅーーー、本当に悔やまれる・・・。
今作はマンデラが大統領になる以前。
ロベン島に収容されている時のお話。
特質すべき部分は、実話に基づいているという事。
つまりこの白人看守グレゴリーの手記を基に作られていて、
マンデラ大統領の了承も得て作られている作品であるという事。
その時代のアパルトヘイト政策を加害者の視点で描かれているのは
とても貴重なのではないのでしょうか。
こういった問題は単純明快なはずなのにとってもセンシティブ。
ナチスのホロコースト、ルワンダのジェノサイド等々。
血の違い?肌の色の違い??宗教の違い???
俯瞰で見るととても恐ろしい価値観や行動も中心になって考えると当たり前になってしまう。
うーーーん、何だかなぁ・・・。
そんな中、それらの流れに抗う人たち、例えば、マンデラ大統領や
マハトマ・ガンジー、キング牧師等々。
その確固たる意志にシビれあがる。
そんな力強い志を感じることができた良作でした。
≪点数≫
7点
(12.02.25鑑賞)

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