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No.582 『パコと魔法の絵本』
No582 『パコと魔法の絵本』

2008年制作 邦
監督:中島 哲也

≪キャッチコピー≫
『子どもが大人に、読んであげたい物語。』

≪ストーリー≫
昔々、大人の俳優に脱皮できなかった元有名子役や、消防車にひかれたまぬけな消防士など、
患者だけでなく医者や看護師も変わり者ばかりが集まる病院があった。
中でも一代で自分の会社を築いた超ワガママ老人の大貫は、一番の嫌われ者。
ある日大貫は、1日しか記憶を保てない少女パコに出会う。

≪感想≫
以前観た「告白」「嫌われ松子の一生」を撮った中島哲也監督。
この監督、元はCMディレクター。
あのサッポロ黒ラベルのCMで豊川悦司と山崎努が温泉地の旅館で卓球するのを
スタイリッシュに撮った人なんですねぇ。

「告白」がそうだったんだけど作品のストーリーとかメッセージ性云々より
とにかく「見せ方」にこだわる人なんじゃないかな。
なので脚本との相性が強く影響される方なのでは。
今作はと言うと・・・これが大成功!!
とにかく「見せ方」を重視していてとにかく色鮮やかでCGも多様。
キャラクターは変幻自在の奇抜なヤツら。
まさにキャッチコピー通りの「大人に見せたい絵本」といった所でしょうか。
コメディ色も強くて小ボケも連発して、それはまるで舞台劇。
「号泣した」とか「感動した」とかいう感想をよくうかがいましたが、
僕はそこはあまりなくって、むしろ
「うわー、楽しー。ほー、面白ーい。」
の方が強かったです。

特に物語終盤の劇中劇は最高。
作り込まれたファンタジックな映像を見ているだけでワクワクしました。

良いですねぇ・・・。
大満足の一作でした!!

≪点数≫
  9点
                                           (12.02.18鑑賞)


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映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
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