2012-12-24 Mon

2006年制作 仏/ベルギー
監督:エリック=エマニュエル・シュミット
≪キャッチコピー≫
『足もとにある 幸せ』
≪ストーリー≫
10年前に夫を亡くしたオデットは、女手一つで息子と娘を育ててきた。
昼間は百貨店勤務、夜は羽飾りの内職で忙しい彼女の唯一の楽しみは
大ファンの作家バルタザールの小説を読むこと。
ある日、彼女はあこがれの作家のサイン会に出かけるが……。
≪感想≫
何でしょうこれ。
観た人だぁれも不幸にならないこの感じ。
ストーリーは結構粗くて、トントントントンと進んでいくんだけど全然気にならない。
大事なところだけはちゃんと押さえているのでスッと入っていけて。
あと何だかこの作品、洒落てるんですよね。
例えばオデットの心が浮かれているとホントに宙に浮いていくくだりとか、
俯瞰でそれぞれの寝室を映す画等々。
一つ一つがいちいち洒落ている。
言葉の耳障りみたいなものもあるんだろうけど、ヨーロッパの映画だなぁって感じ。
そして最大の魅力は大人になってからの甘酸っぱい恋心をとっても可愛らしく
描いているという事でしょう。
年を重ねて酸いも甘いも知っているはずなのに、初めてのようなトキメキ。
いいな・・・素敵です。
≪点数≫
10点
(12.01.27鑑賞)

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