2012-05-13 Sun

2004年制作 英/伊/南アフリカ
監督:テリー・ジョージ
≪キャッチコピー≫
『「愛する家族を守りたい。」ただ1つの強い思いが、1200人の命を救った…。』
≪ストーリー≫
1994年、ルワンダの首都キガリ。
高級ホテル「ミル・コリン・ホテル」で働く支配人のポール(ドン・チードル)は
毎日順調に仕事をこなしていたが、ある晩、ホテルからの帰宅途中に街で火の手が
上がっているのを発見する。
≪感想≫
実際に起こったこの紛争での被害者は50万人から100万人、
それはルワンダ全国民の10%から20%の間とのこと。
そんな大虐殺がつい十数年前に起こっていた・・・。
様々な歴史的背景があるとはいえ、昨日まで隣人だった人を部族が違うからと言って
簡単に排除する。
その流れは波に乗ってあらゆる人の心に浸透し広がっていく。
それがどんなに残酷な事かも意識せず・・・。
そんな中、わずかながらもその大虐殺の流れに抗う人たちがいて。
その中の一人、支配人のポール・ルセサバギナ。
彼の行動は当たり前だと思いながらもやっぱり高尚で逞しく力強い。
鑑賞後、沢山の想いが交差し何ともいえない感情に苛まれた。
きっと今後もこれに近い事、もしくはこんなことがどこかで起こり得る。
その時、自分はどんな行動に移れるか。
支配人ポールのように身を投げる事ができるのか。
一度繋いだ手は二度と離さないようにしよう・・・。
≪点数≫
10点
(06.05.28鑑賞)

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