2012-11-06 Tue

2007年制作 米/英
監督:シドニー・ルメット
≪キャッチコピー≫
『その瞬間、一つめの誤算。』
≪ストーリー≫
裕福な暮らしをアンディは日頃の行いがたたり金が必要となる。
自分の両親の宝石店に強盗に入ることを計画したアンディは、人の良いダメダメバツイチ男で
弟のハンクに話を持ちかける。
別れた家族への養育費も払えないハンクはしぶしぶ了承。
強盗計画を実行に移るハンクだったが思わぬところで計画は失敗。
二人は破滅への階段を一歩一歩降りて行くのであった・・・。
≪感想≫
時間軸を巧みに使ったストーリー展開。
例えば事件当日のそれぞれ、数日前のそれぞれ、数日後のそれぞれをバラバラに描いていく。
パズルの様に少しずつ明かされていく状況。
無駄がなく、一つ一つのシーンがなるほどなるほどの連続。
あっ、こいつはこういう奴なのかもなど気付きのオンパレード。
ストーリー的には後味も悪く濃厚な作品なのですが観て良かったです。
良い映画を観たなぁってな感じですな。
監督のシドニー・ルメットはなんと御年82歳!!
以前観た「セルピコ」「狼たちの午後」「十二人の怒れる男」はどれも名作・傑作。
遺作となった今作も見応えのある傑作でした。
≪点数≫
9点
(11.07.21鑑賞)

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