2012-10-15 Mon

2008年制作 邦
監督:吉田 恵輔
≪キャッチコピー≫
『喫茶店はじめたくらいじゃ、人生変わらないと思っていた・・・。』
≪ストーリー≫
奥さんと別れ、高校生になる娘と暮らしている磯部は父親が亡くなりちょっとした遺産が手に入り、
純喫茶を始めることにする。
いわばダメ人間の気まぐれで始めた喫茶店はやっぱり流行る訳でも無かったが、
アルバイトの素子が入ることで彼女目的の客が増え始めるのだった。
ダメおやじの磯部、その娘咲子、そして素子の喫茶店物語。
≪感想≫
何気にいい作品でした。
なんといってもキャスティングが絶妙でしょう!!
宮迫氏のキャラクターはリアリティ抜群で観ていて面白い。
きっと、こんな親父いるよなぁーーって。
今作、会話にも特徴が。
やたらと「アレ」という言葉が多い。
それでも会話が成り立っているのは、はっきりと言わずになんとなくで通じるような
コミュニケーションが当たり前の社会になっているからなんだろうなぁ。
現代人のボキャブラリーの少なさなのか、言動に責任を持ちたくない消極的な性格なのか。
はたまた逆に人の心を思いやる優しさからの対話なのか。
何はともあれそこにすごい面白みを感じました。
後味、スッキリの良作。
お勧めです!!
≪点数≫
8点
(11.03.04鑑賞)

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