2012-10-11 Thu

2007年制作 仏/米
監督:ガス・ヴァン・サント
≪キャッチコピー≫
『僕は普通だった。あの事件が起こるまでは・・・。』
≪ストーリー≫
16歳の少年アレックスは始めたばかりのスケボーに夢中。
初めて行ったスケボー少年の聖地パラノイド・パークに魅せられ一人でも通うようになる。
その週末も、アレックスはパラノイド・パークへむかうのだった・・・。
≪感想≫
以前鑑賞した「エレファント」を撮ったガス・ヴァン・サント監督作。
今作は「エレファント」に比べ少しドラマ仕立てになっている。
両作共に言えることは、うつろげな少年少女の日常を切り取るのが異常に上手いということ。
あの透明なんだけど、どこか濁りのある表情を写すのはすごいです。
一つ好きなカットがあって、ボーダーの少年達が校長室に呼び出され廊下から一人、
また一人と集まって歩くシーンは思わずゾクッとしました。
ストーリーには全く関係ないんですけどね。
「エレファント」、そして今作を観て何となく思い出したのが邦画「リリイ・シュシュのすべて」の空気感。
ちょっと似てるよなぁ。
撮り方だけで言えば「エレファント」や今作の方が断然素晴らしいのだけど。
≪点数≫
7点
(11.02.25鑑賞)

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