2012-10-03 Wed

1996年制作 英
監督:マーク・ハーマン
≪キャッチコピー≫
『夢がある 誇りがある 音楽がある』
≪ストーリー≫
1990年代中頃、イギリスの田舎の炭鉱町グリムリー。
町では炭鉱夫たちが威勢よく働いていた。
そんな中、イギリス各地の炭鉱場が取り潰されていく。
グリムリーも潰す、潰さないの議論の渦中、町の炭鉱夫たちは昔から続いている
ブラスバンドのコンクール決勝へ進むために練習を頑張っていた・・・。
≪感想≫
イギリス実際にあったグライムソープ・コリアリー・バンドの実話をヒントに映画化した作品。
最後のコンクールを終えての帰り道にみんなで「威風堂々」を演奏する。
この「威風堂々」という言葉こそがこれまでのストーリーを集約された言葉!!
思わず身震いしてしまいました。
今作、実は「音楽」に重きを置いていないのかな。
それよりも、生きていくうえでの心意気みたいなものを大事に描いていたように感じました。
炭鉱町を舞台にした映画で思いついたのが「リトルダンサー」と「フラガール」。
両作品には少し及びませんでしたが、切なさの中にかっこよさが見えた良作でした。
≪点数≫
8点
(11.01.18鑑賞)

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