fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.391 『エレファント』
No391 『エレファント』

2003年制作 米
監督:ガス・ヴァン・サント

≪キャッチコピー≫
『いつもと同じ1日だと思っていた。』

≪ストーリー≫
オレゴン州ポートランド郊外の高校。
ジョンはアル中の父親のせいで遅刻し、イーライはカメラ片手に公園を散歩。
いつもと同じ一日のはずだったが……。

≪感想≫
1999年にアメリカ・コロラド州で起きた惨劇、コロンバイン高校銃乱射事件をテーマに置いた
セミドキュメンタリー作品。

ずっと観たかったんだけどなかなか手に取るのを拒んでいた作品。
だってある程度内容が分かっていて、あえてそういう作品を見るのもどうかと思って。

事件が起こる前後数時間の何人かの生徒を、ひたすらカメラで追い続けるという作風で、
そこに映るのは学校のある一日。
オーディションで選ばれた若者たちの、アドリブで描き出した作品の中には
リアリティ溢れる生活が流れていく。
何気なく流れる日常・・・突然訪れるそれ。
何が起こるか分かってしまっている僕にはこの静かで何気ない映像もこの上ない
緊迫感溢れる映像に。

観終わって、やっぱり後味が良かった訳ではないけれど観れて良かった。
「人が生きていくという事」だったり「僕が今過ごしている世界」みたいなことを
改めて考えさせられているから。
時にはそんな時間を持つのも悪くない。
それがより良い自分に繋がるのなら。

そういえば、コロンバイン高校銃乱射事件の犯人の友人が書いたという本
「コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー」があるらしい。
探してみよう。

≪点数≫
  10点
                                           (11.01.13鑑賞)



こちら「コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー」。
未読です。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 08:00:10 | トラックバック(1) | コメント(2)
コメント
ゆず豆さん、こんにちは!
この映画、何とも言えない映画でしたね。「グッド・ウィル・ハンティング」の監督とは思えない、重々しい作品でした。

一応自分のブログにもレビューは書いてるんですが、内容らしい内容のない感想になってしまってます(笑)
日常が壊れる瞬間って、本当はこんなに静かなものなのかな・・・と、ふと背筋が凍る思いをした覚えがあります。

暗い映画でしたが、「観て良かった」と思える映画でした。

2012-10-02 火 00:35:43 | URL | タコ [編集]
Re: タコさん
いつもコメありがとうございますv-290
確かに「グッド・ウィル・ハンティング」とはテイストがかなり違いますよね。
ただ、今後ぼくのレビューでも出てくる作品「パラノイド・パーク」。
この作品はテイストが似ていましたよ。
ガス・ヴァン・サント監督の作品、今のところ僕が鑑賞した作品ではハズレなしですね。
今後も追いたい監督です。
2012-10-02 火 21:37:44 | URL | ゆず豆 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

私は『エレファント』を見た
あらすじ:オレゴン州ポートランド郊外の高校。ジョン(ジョン・ロビンソン)はアル中の父親のせいで遅刻し、イーライ(イライアス・マッコネル)はカメラ片手に公園を散歩。いつも...
2012-10-02 Tue 00:38:26 | タコの映写室(映画レビューとか映画のつぶやきとか)