2012-09-29 Sat

2004年制作 仏
監督:ディアーヌ・ベルトラン
≪キャッチコピー≫
『この靴をはいたまま、彼に封じ込められていたいんです。』
≪ストーリー≫
主人公のアイリスは働いていた工場で薬指にケガを負う。
仕事を辞めてしまったアイリスは仕事を探しにある港町にたどり着いた。
何かに導かれるように不思議な標本室で標本技術士の助手という働き口を得たアイリスは、
次第にその不思議な技術士に惹かれていくのであった。
≪感想≫
しっとりとした大人の御伽噺。
ぼんやりとしたストーリー、音楽、言葉、そして受け手にゆだねた終わり方。
やわらかい謎はそのままにして、観た人の心にじんわりとした後味を残す。
んーーー・・・フランス映画の香りが色濃く漂っていますねぇ。
ミステリアスで官能的。
この曖昧模糊とした空気を持った作品の魅力を語れない僕は、まだまださなぎのようです。
実はこの作品、原作があって日本の小説を結構、忠実に映画化されているみたいですね。
読んでみないと分かりませんが、もし、しっかりと描かれているのであれば
フランス映画での映画化は大正解だと思います。
これが邦画だとちょっと印象が変わったかも。
まぁ、まずは原作を読んでみよっと。
≪点数≫
5点
(11.01.05鑑賞)
こちらは原作。未読です。

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