2012-09-16 Sun

2006年制作 邦
監督:源 孝志
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
家庭裁判所の調査官武藤は、先輩の陣内と一緒に銀行強盗の巻き添えを食う。
どうにか全員人質は無事に解放されたものの、武藤はショックで倒れそうになった女性を抱きとめる。
後輩の一目惚れを見逃さなかった陣内は、勝手に女性の名前と勤め先を調べ上げ、
武藤をけしかけるのだが……。
≪感想≫
原作は大好きな伊坂幸太郎の短編集のような長編作「チルドレン」。
ストーリーは端的に言うと家庭裁判所の捜査官とその周りの人たちのお話。
原作はもちろん読破。
期待以上の傑作にニヤニヤしっぱなし。
そしてドラマ化された今作を鑑賞・・・あれ?・・・あれれ??
原作もこんな感じだったっけなぁ・・・。
原作にオリジナルのストーリーを付け加えているとは言え全体的な空気感が全然違うなぁ。
原作の軽さに比べなんだか淀みが強い感じ。
むむむ。
最高に魅力的なキャラクター陣内も、確かに破天荒に描かれているんだけど、原作に比べるとまだ足りない。
もっともっと、いききったキャラクターのはず。
実写にしたらどうしてもこのぐらいになってしまうんだろうか。
ちょいと残念です。
今作はまずドラマを見て陣内のキャラクターに驚き、そして原作を読んでさらにおったまげるという流れがお勧めかな。
他にも原作では魅力的なキャラクターが出てくるので乞うご期待。
ん?原作の宣伝レビューになってしまったな。
≪点数≫
4点
(10.10.19鑑賞)
こちらは原作本。

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