2012-09-01 Sat

2004年制作 仏
監督:オリヴィエ・マルシャル
≪キャッチコピー≫
『かつて親友だった 同じ女を愛した 今はただ敵と呼ぶのか・・・』
≪ストーリー≫
パリ警視庁BRI(探索出動班)主任警視のヴリンクスと、BRB(強盗鎮圧班)主任警視のクラン。
友人であり同期である二人はともに次期パリ警視庁長官候補。
ある日、巷で相次いでいる強盗襲撃事件を解決した者が警視庁長官に推薦される事になった。
仲間を愛し仕事を愛するヴリンクス、一方、とにかく上にのし上がりたいクランのしのぎあいが始まった。
≪感想≫
まず何といってもこのイカしたタイトルに惹かれ鑑賞。
「勧善懲悪」的映画ではなく、実は世の中ってこういう不条理な生き方も
していかなければいけないんだよなぁなんて思わせてくれる作品。
自分が上に立つためには多少の犠牲も厭わない??
犯人を捕まえる為にはもう一方の悪の手助けをするのか??
欲求とプライドと仲間と家族と仕事と・・・。
生きていく上で出会うあいまいな選択肢への葛藤と選択を、二人のシブい親父刑事が
これでもかと見せつけてくれます。
独特の男臭・・・いや親父臭漂うしびれる作品。
女性にはきっとうけないでしょうね。
なはは・・・。
≪点数≫
8点
(10.08.05鑑賞)

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