2012-08-22 Wed

1998年制作 伊
監督:ロベルト・ベニーニ
≪キャッチコピー≫
『人生は、たからもの。』
≪ストーリー≫
第二次世界大戦中のイタリア。
ユダヤ人系イタリア人のグイドは叔父を頼りに訪れた町で、妻ドーラと出会い一児を設ける。
幸せな生活もつかの間、ユダヤ人系のグイド一家はドイツ軍に連行され強制収容所へ送られてしまう。
グイドは息子のジョズエを驚かせないためにこれはゲームなんだと言い聞かせ陽気に振る舞うのだった。
≪感想≫
むかーしに鑑賞したのだが、あまりにも印象深く記憶に残っていたので再鑑賞。
やっぱり良い作品は何度観ても色褪せませんね。
以前観たときは、物語終盤、収容所に送られてからの話が印象深かったんだけど今回はグイドが妻と出会い結婚するまでのストーリーが何とも素敵に感じました。
陽気に調子よくかつロマンチックに近づくグイド。
徐々に惹かれあう二人の形がとっても気持ちよくって。
この前半の暖かいストーリーがあるからこそ終盤の物語の重さがなお一層映えたのでしょう。
どんな逆境でも持ち前のユーモアと明るさ、そして家族を愛する気持ちで乗り切る父としてのグイド。
決してブレることの無い心意気に感銘です。
いろいろな所で名作と言われている本作。
その噂にハードルを上げて鑑賞してもきっと損をする事はありません。
だってほんとに名作なんだもの。
≪点数≫
10点
(10.03.29鑑賞)

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