2012-08-13 Mon

2003年制作 邦
監督:西川 美和
≪キャッチコピー≫
『家がお終いになっちゃう前に、お兄ちゃんに出てってもらおうよ。』
≪ストーリー≫
平凡な一家の崩壊を描いた本作。
リストラされた事を家族に言えず借金まみれの父、認知症の祖父の介護に追われる母、
そんな両親の事など気付きもせず正直に生きる長女。
それぞれの膿に気付くことなく表面的には幸せに暮らしていた家族。
祖父の突然の死により、全てが崩れだす・・・そしてそこに現れた勘当されていた長男が現れ・・・。
≪感想≫
「ゆれる」「ディア・ドクター」を撮った西川美和監督の長編デビュー作。
いやー相変わらずの人間描写。
リアリティ抜群の毒を今作でもバシバシと発揮しています。
今作は、長編デビュー作とあって、以前観た2作品よりも描き方が少し荒い感じでした。
なので少し痛みが強かったかな。
これでこの監督が撮った長編は今の所全て観たましが、全ての作品で原案・脚本・監督とこなしているんですね。
凄いです・・・。
これからも良い作品を撮っていってほしいな。
≪点数≫
7点
(09.12.13鑑賞)

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