2012-08-03 Fri

1975年制作 米
監督:ミロス・フォアマン
≪キャッチコピー≫
『一羽は東に 一羽は西に 一羽はカッコーの巣の上を 飛んでいった……』
≪ストーリー≫
刑務所にいるのが嫌で精神を患っているふりをして精神病院に入院したマクマーフィー。
徹底的な管理の下で入院している患者達は心は病んでいるが気の良い奴らばかり。
マクマーフィーはその管理体制に反発し、他の患者達を巻き込み楽しく暮らそうと画策する・・・。
≪感想≫
1975年アカデミー作品賞受賞作。
マクマーフィーの勝手な行動は周りを巻き込み、他の患者達にも影響を及ぼします。
それは悪い方向にではなく、それぞれが自立へ向かう道筋。
とても微笑ましく、何だか素敵です。
しかししかし・・・。
物語終盤まで温かく気持ちよーく観ていたのに、最後のあの展開で気持ちがどんより・・・。
だけど、それを少しだけ救ってくれたのが一人の患者、チーフがとったあのラストシーン。
今までの二人のカラミが思い出されてたまりませんでした。
絶望と希望をするっとのせたラストが、この作品の素晴らしさに繋がっているんだろうなぁ。
≪点数≫
8点
(09.09.04鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト