2012-07-23 Mon

2005年制作 米
監督:ミカ・X・ペレド
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
16歳の少女ジャスミンが、四川省の農村から都会のジーンズ製造工場に出稼ぎにやってくる。
一方、工場経営者のラム氏は従業員の管理や、海外からの視察団の接待など忙しい日々を送っていた。
ラム氏が受注する仕事に忙殺される中、ようやく給料日を迎えるがジャスミンは
日が浅いからと支払われず、深夜業務も重なっていく。
≪感想≫
僕らも普段履いているジーンズ。
格安で大量に売りさばかれているジーンズの裏側にある真実を追ったドキュメンタリー作品。
中国の田舎から出稼ぎに出てきた少女ジャスミン。
ジーンズ工場に働く彼女の時給はわずか7円。
毎日、残業させられ何ヶ月も休みを貰っていない。それでも働き続ける彼女・・・。
この映画を上映するにあたり、中国政府の検閲を受けたくさんのシーンがカットになったようです。
それでもこんなにも衝撃的な真実が映し出されている。
きっと、ジーンズだけではなく大量生産されている物のほとんどがこういった事実を抱えているのでしょう。
それを消費する我々・・・。
フェアトレードの重要性。
豊かに育った僕たちは選ぶ事ができる。
想像力を膨らませ、誠実に生きなければ・・・。
≪点数≫
10点
(09.04.09鑑賞)

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