2012-07-22 Sun

1989年制作 仏
監督:パトリス・ルコント
≪キャッチコピー≫
『僕は君を恨んでないよ。死ぬほどせつないだけだ。』
≪ストーリー≫
若い女性が殺される事件が発生するところから作品は始まる。
事件の容疑者にとなったのは前科持ちの仕立て屋イール。
周囲の人からも嫌われ誰とも関りを持たない彼は、毎日アパートの向かいに住む女性アリスを
絶えず覗いていた・・・。
実はイールは犯人ではなく事件の目撃者だったのだ・・・。
アリスを愛するイールの取った行動とは・・・。
≪感想≫
愛する女性の行動をひたすら監視するイールの行為はまるでストーカー。
決して共感なんてできなくって、嫌悪感すら抱いてしまいそうなのに、物語が進むに連れて何となく
そんな行動すらも、純粋な行為に感じてしまったのは何故でしょうか。
そしてラストへの展開。
イールは語る・・・君を少しも恨んではいない、ただ死ぬほど切ないだけだ・・・。
それぞれの一途な愛情が生み出したラストシーン。
ダメだ・・・へこむわぁー・・・。
何とも寂しくなる作品でした。
これは女性の視点で観るとどういう感想が生まれるんでしょう。
興味があります。
≪点数≫
7点
(09.03.21鑑賞)

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